2025/09/13 08:12
甘みたっぷりのスイートコーンを使ったクラフト餃子が発売中です♪
夏の終わり〜秋にかけてが旬のトウモロコシは、鈴虫の鳴き声が聞こえはじめるこの時期スーパーに並びだし、日々の食事に迷っている私たちに思いがけない元気をくれます。
「もう秋かぁ...」と思いはじめた途端、冬にむけてソワソワしだす気持ちをホッとさせてくれるようなトウモロコシ。
そのわけは、もしかしたら豊富な栄養素にあるのかもしれません。
今回は、実際の神戸市北区のトウモロコシ畑の写真とともにトウモロコシの魅力をお伝えしていきます!
糖質の代謝に必要な「ビタミンB1」
とうもろこしには、夏の疲れを吹き飛ばしてくれる「ビタミンB1」がたっぷり含まれています。
ビタミンB1は糖をエネルギーに変えるのに必要な栄養素。 食事から摂った糖(ex:ごはん)をしっかりと分解→十分なエネルギーを作り出し、 体を元気にし、疲労物質が溜まるのを防ぎ、さらには疲れにくくしてくれます。
また糖質は脳のエネルギー源となるため、 イライラを抑えたり精神を安定させる効果も期待できます。

優しい甘みと美しい黄金色、皮が柔らかく上品な味わい。一口食べるごとに幸せな気持ちにさせてくれるトウモロコシには素晴らしい栄養もたっぷり含まれています。

トウモロコシは栄養の宝庫!
皮膚や粘膜の健康を守る
わたしがとくに注目しているのは「ビタミンB2」。
ビタミンB2は、皮膚や粘膜の健康を守るのに役立つ栄養素ですが、加齢やストレスが原因でB2がどんどん不足してくると、肌荒れや粘膜(※1)の炎症・乾燥につながります。
そのため、 普段の食事からしっかり補う必要があります。
アンチエイジングに「ゼアキサンチン」
とうもろこしの黄色の元は、 カロテノイドの一種である「ゼアキサンチン」。
ゼアキサンチンは、目から入った紫外線を吸収し、 活性酸素を除去する働きがあり、目の健康だけでなく体の内側から老化予防にも役立ちます。
脂溶性なので、油との相性が良く、揚げたり焼いたり、 油を使った調理をすると効率よく栄養素を吸収することができるのも嬉しい点。
他にもトウモロコシに含まれる「糖」には、精神を安定させる効果も期待でき、給食や病院食としても使われるのも納得です。
体作りに欠かせない成分
ところで、人間には自分達の体の中でつくることができない「必須アミノ酸」があるのをご存知ですか?
バリン、ロイシン、イソロイシンと呼ばれるアミノ酸のことで、それらをはじめ抗酸化作用の強い「ビタミンE」が同時に摂れるのもトウモロコシの素晴らしいところ。
サプリとは違い、ナチュラルな形でバランス良く栄養を摂れるのトウモロコシ。食べないなんてもったいないですね。
では、どんなふうに食べればいい?
そのまま食べても美味しくて新鮮なトウモロコシを、今回、贅沢にたっぷりと餃子餡に混ぜ込み包んでみました。
餃子にして食べることで、栄養も旨みも逃すことなく、味に深みが出て優しい味わいが広がります。
あっさりとしながらもジューシーでトウモロコシの甘みがしっかりと楽しめる仕上がりです。
コーンの比率は餡の約3割。より一層甘みを引き出すために房からはずしたトウモロコシを茹でたあと、香ばしく炒り付けてから混ぜ込んでいます。
たとえるなら縁日で出てくる焼きトウモロコシのような味わい。
甘みと旨み、さらに香ばしさが加わった餃子餡を0.8mmの薄皮で包み、焼いたときのパリパリ食感も楽しんでいただけるように工夫しました。
秋の風物詩、トウモロコシ餃子を神戸名物のみそダレにたっぷりとつけてお召し上がりください。
(※1)…口の中、まぶたの裏、消化器(食道・胃・腸など)、呼吸器(鼻の中、気管)、泌尿器(膀胱など)、膣、肛門(Oライン)、目の表面のこと